Hiroyuki Nakano Blogで「kyoto」と一致するもの
今年のファッションカンタータフロム京都は東寺さんで開催しました。
5月12日の本番当日の東寺です。
5月12日の本番当日の東寺です。
前々日から非常に寒くて3月くらいの体感温度で風はビュービュー吹いて
当日も大変寒かったのですが、雨より良い!
会場には音響の金森さんによる五重塔スピーカーもあり、サラウンドで
岡野弘幹氏に自然音を制作してもらって会場全体を和みの空間に。
そしてトップは、福島中通り出身のアーティスト ダニエル・コフリンさんの
アコースティックギターで始まりました。
鈴木亮平さんに和服を着てもらって、長巻を持って登場してもらって、少しだけ
高倉健さんのようなイメージの硬派な男で演じてもらいました。その長巻をほどいて
中には巻物。そこには美という書。それを向けた先から現れたのが杏ちゃん。
もー、ため息、鳥肌ものの美しさだった。
丹下雄介さんの着物は毎回美しいけど、今回は打ち掛けという初めてのパターン。
そして、なんと、今回は生バンドでのショーだったのです。ピアノの倉田信雄さんの
演奏に今井美樹さんとのライブで惚れ込んでお願いしてバンドを組んでもらったのです。
着物の音楽にはジャズヴォーカリストのギラ・ジルカさんに歌ってもらいました。
赤い衣装が風に吹かれて風情がありました。
そして洋装はCHLOE クロエ。
60周年を迎えたクロエの上質な服を細い脚の外人モデルたちが着て東寺を歩くのは、
すっごくいい感じでしたね。パリの古い寺院でもやれそうだけど、ここは京都!!
平安時代からの建物の前でのショーはなかなかできません。
こちらは同じフレンチのクレモンティーヌさんに歌っていただきました。
松島花さん、LIZAさんのお二人も今回の美ゲストモデルで登場してもらいました。
美人にクロエの服にジャズに寺、、、最高っす。
FACEBOOKもありますよ。詳しい事はこっちへね。
https://www.facebook.com/FashionCantata
特番放送のお知らせです。
20回を記念して、「Fashion Cantata from KYOTO at 東寺」を、
20回を記念して、「Fashion Cantata from KYOTO at 東寺」を、
BS-TBSにて特番OA決定。
メインキャストの杏さんに、素敵なショーの模様をご紹介して頂きます。
是非ご覧くださいね。
BS-TBS
7月14日(土)13:00~13:54(放送予定)
また、毎日放送のファッション情報番組「DRESS」でも、カンタータのご紹介を致します。
こちらの案内役は松島花さんにお願いしております。こちらもお楽しみに。
メインキャストの杏さんに、素敵なショーの模様をご紹介して頂き
是非ご覧くださいね。
BS-TBS
7月14日(土)13:00~13:54(放送予定)
また、毎日放送のファッション情報番組「DRESS」でも、カン
こちらの案内役は松島花さんにお願いしております。こちらもお楽
ファッションカンタータ フロム京都 時の綺羅
BS-TBSで 7/24 午後二時から放送です。
メインモデルに杏さん、そしてアナスイさんとの対談も
バックステージも、ここ3年間のベストシーン集もありの
見所たくさんな内容です。
京都の伝統工芸の着物作家の作品と、アナスイのショー、
そして、お中元、alanさんのライブと盛りだくさんです。
是非、美しいものをご覧になって和んでくださいませ。
BS-TBSで 7/24 午後二時から放送です。
メインモデルに杏さん、そしてアナスイさんとの対談も
バックステージも、ここ3年間のベストシーン集もありの
見所たくさんな内容です。
京都の伝統工芸の着物作家の作品と、アナスイのショー、
そして、お中元、alanさんのライブと盛りだくさんです。
是非、美しいものをご覧になって和んでくださいませ。
去る6月13日、京都国際会議場イベントホールにて、ファッション・カンタータ・フロム京都が開催されました。
今回は、美の巨匠たちというテーマで、人間国宝の羽田登喜男さんと、クリスチャン・デイオールの特集でした。
羽田登喜男さんは、手書き友禅の巨匠でした。おしくも昨年、他界されましたが、そのものづくりにかける精神は
多くの作家に影響を与えました。おしどりをモチーフにした作品は、人気も高く、その絵の質の高さには感動を
覚えるし、すごい仕事だと、アップにしてみるとわかります。
羽田工房HP
今回は、栗山千明さんが、メインキャストで、京都で羽田さんの作品を着てもらい撮影した映像で、
イベントはスタートしました。着てもらった着物はこの青色の着物で、蝶が野を舞う風景です。
映像は、シネマスコープに広く上映をしました。金沢のシアターハウスのスクリーン生地を全面に貼ったセットに
バルコの素晴らしく明るいDLPプロジェクターで上映された映像は、僕が今までに見たなかでとびきり美しい
画質でした。
そしてセンターの幕があがって、和装作家のコレクション。一珍友禅の中野幸一さん、手書き友禅の木戸源生さん
上村米重さん、村田正彰さんの作品を着物モデルさんが、着て歩きます。
旅館のおかみさんとか、踊り子さんなどの日々、着物を着て暮らす人の歩き方はスッスッっと、襟もとが揺れずに
しなりながら歩くのが美しいんですが、モデルさんたちは、普段着ていないので、いつも満足できる歩きには
なりませんが、うまい人もいて、その人が歩くと着物までが美しく見えたりね。着物は着た人が美しく見えるために作るのであって、自分たちの芸を見せるために作るのではないという精神は、作家さんには共通しており、それも羽田登喜男さんの教えなのです。
こちらは、パトリック・ヌジェさんのアコーデイオン演奏で、ゲストのレデイ・ブルーが踊っているところ。
パリの空の下でという曲で、全身LEDのレデイブルーが発光しながら踊るさまは、とっても見た事ない風情で
ワクワクしましたね。
そして、クリスチャンデイオールのショーもあって、杏ちゃんがトップで歩いてかっこ良かったですよ。
そして、オレンジペコーの素敵なライブ。僕は感動して泣いてしまいましたよ。よかったあ。
そのあとには、羽田登喜男さんのコレクション。なにせ、○億円の保険をかけたくらいに貴重な着物の数々。
美しい美術工芸品が着て歩く事で完成系になった瞬間ですね。
栗山さんが着て歩いた振り袖はこんな着物でした。
そして最後に浅野ゆう子さんが登場してコレクションは終了。フィナーレとなりました。
てなわけで、朝から合計4回やりまして、過去最高の入場数でした。
4回目以前のお客様には、音が大きすぎてしんどい思いをさせたかと思っておりまして、大変に恐縮しております。
でも、とにかく美しい一日でした。岡野弘幹さんの生演奏は今回も夢の世界にお客さんのみならず僕をも連れて行って
くれました。みなさん、どうもありがとうございました。
京都で6月21日に開催されたファッションカンタータ フロム京都 「時翔ける恋」というイベントの演出をしてきました。
京都と姉妹都市のフィレンツエにちなんで、東西の文化の融合ということで、源氏物語1000年というのも
あって、僕は、雅楽と少しだけ源氏物語の中のキャラクターの藤壷(井川遥さん)と紫の上(芦名星さん)
そして光源氏(ユキ・リョウイチくん)を撮影したものを縦型の映像で上映しました。
他には、ウルトラ素晴らしい声で観客を魅了した唐澤まゆ子さんのオペラアリアとかには、4回やった公演で4回ともジーンとウルウルするくらい感動しました。三日月の写真と照明でプッチーニの名曲を歌うシーンのコンビネーションが大好きだったのと、
なんと言っても雅楽!!いちひめ雅楽会さんに協力して頂いて
源氏物語の中で藤壷を帝が励ます為にも要された宴で源氏が踊ったとされる輪台青海波を舞っていただきました。生の雅楽は凄い!!紫の上に扮した芦名星さんのシーンの美しい事、、、
そして岡野弘幹さんに生で音楽をやってもらって染色作家の方々の素晴らしい
着物に音楽がフィットしていました。
僕は、この傘のシーンの生カメラの構図が切手ぽくって気に入って
3回これでいきました。
フェラガモのショーでは、長身の冨永愛ちゃんの颯爽と歩くシーンも忘れがたいです。
グランドフィナーレには美しい人が勢揃いして圧巻でした。あーきれいだった。
というわけで、長身の冨永愛さん(左)そして芦名星さん(中)私(右)であります。
決して芦名さんが背が低いというわけではないですが、愛さん大きい上にピンヒールなんで
こんなで、180cm+帽子の僕より大きいのですね(笑)笑顔可愛いなあ、二人とも。